アトピーによい保湿剤「ワセリン」は安全?副作用も知っておこう

アトピーに悩んでる人なら「ワセリン」を知っているのではないでしょうか。ドラッグストアなどでも見かける保湿剤です。

入手が簡単なワセリンですが、アトピーに使えるものとそうでないものがあります今回はアトピーに使えるワセリンについて、副作用も含めて、学んでいきましょう。

アトピーに使えるのは「白色ワセリン」

薬局、ドラッグストアなどで安価で手に入ることのできる見慣れたワセリンは「黄色ワセリン」と呼ばれ、比較的精製度が低く不純物の含有量が多いものです。

そのため、アトピーの方の使用には適しません。
それに対して「白色ワセリン」は、第3類医薬品に分類されています。

 

こちらがアトピー性皮膚炎患者の多くに処方されるワセリンです。精製度が高いワセリンほど刺激や副作用が少ないため、アトピー性皮膚炎によいとれさています。

白色ワセリン使用時に懸念される「副作用」

黄色ワセリンも白色ワセリンも、原材料は原油。

原油は肌に対する刺激が強いため、精製して不純物を取り除いたうえで、ワセリンとして販売されています。
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白色ワセリンは、黄色ワセリンに比べて純度が高く、アトピー症状にも利用できますが、そうはいっても不純物が完全になくなるワケではありません。

皮膚に与える影響はゼロではないのです。そんな副作用について知っておきましょう。

 

紫外線に注意。ワセリン使用で油焼けの可能性も

ワセリン油からできているため、“油焼け”という減少が起こることもあり得ます。油焼けとは、肌につけた油分が紫外線によって酸化してしまうことで、色素沈着や肌のくすみを引き起こすことです。
近年のワセリンは精製度も高く、不純物が極めて少なくないので、油焼けの症状は減ったと言われていますが、状況によっては注意したほうがよいでしょう。

白色ワセリン使用時に長時間肌を紫外線にさらすことは避けてください。海水浴やアウトドアが増える夏に向けては、とくに気をつけましょう。

野外にいるときだけでなく、長時間の車の運転の際も注意が必要です。
日傘やアームカバーを着用することで副作用の心配を減らすことができます。

 

ワセリンがお肌の水分不足を奪う!?

ワセリンは、かゆみの原因となる乾燥を油で覆って刺激を減らし、かゆみを緩和する役割を持ちます。

しかし、保湿でかゆみをしのぐだけでは症状は改善されず、水分をしっかり補給することが不可欠です。

 

アトピー性皮膚炎に悩む人の多くは、肌にある水分や潤いをキープする機能が低下しています。かゆみが緩和されているからと言って、肌への水分補給を忘れないようにしましょう。
ワセリンを塗ると、一度すすいだくらいでは油分が落ちないことも多々あります。

そのため、シャワーの浴びすぎや強くこすることによって、むしろ水分を肌から奪っていく原因になることもありますから過度の重ね塗りにも注意しましょう。

 

保湿依存症の危険性

ワセリンを使用しているかどうかに関わらず、アトピー性皮膚炎の患者に多いと言われている「保湿依存症」です。

これが保湿剤の使いすぎによる副作用と言われています。

 

保湿剤で乾燥を和らげ、かゆみを抑えることを繰り返していると、自分自身の肌の保湿する能力が著しく低下してしまうことがあります。

そのうち皮膚が固くなり落屑を繰り返し、自身の保湿能力が低いために、かゆくなりやすくまた保湿剤を塗る・・・という悪循環に陥ってしまい、結果的に保湿剤がなければ生活できなくなってしまうのです。
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保湿剤に頼りきって肌本来の治癒能力が機能しない「保湿依存症」のリスクも考慮して、必要なときにだけワセリンを使うようにするのも良いかもしれません。

まとめ

何事も、過度の使用は厳禁です。

白色ワセリンのデメリットをしっかりと踏まえたうえで、他の塗り薬や飲み薬を併用しながら保湿するのも手かもしれません。

医師としっかり相談してくださいね。

 

また、対症療法だけではなく、カラダ本来の機能を発揮できるようになるために、ストレス管理や食事療法など、心身の根本的な原因へのアプローチも考慮してみてください。

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