子どものアトピー予防にも改善にもいい「保湿」

子どもの肌のバリア機能は、おとなに比べて不十分なのをご存知でしょうか。

子供の肌は外からの刺激を受けやすく、肌の水分を保持するのチカラも弱いのです。そのため、アトピー性皮膚炎を発症する確率は、子どもうちの方が高いと言われています。

子どものアトピーを予防するにはどうすればよいのでしょうか。

保湿はアトピーの予防にもつながる!?

アトピーの予防として大切なのは、1つめに清潔であること、2つめにはお肌の保湿だと言われています。

とくに乳幼児期のうちから十分な保湿をすることによって、アトピーやアレルギーを予防することができるんです。子どものころから、お肌への保湿をしっかりおこなったほうがよい理由について、詳しく調べてみました。

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皮膚から入るアレルゲンに対策に、保湿

アレルゲンと呼ばれるものには、さまざまなものがありますよね。

たとえば、卵と牛乳と大豆は、三大アレルゲンと言われています。これは、口から体内に入るアレルゲンです。一方、皮膚から入るアレルゲンには、ハウスダストやカビなどがあります。

実は、口から摂取するアレルゲンのほうがアレルギー発症を起こすリスクは少ないというのをご存知でしょうか?

腸が人の体内で最大免疫器官です。腸には、悪いものと良いものを判断する働きがあるので、しっかり機能していれば悪いものは排出してくれるのです。

 

もちろん、子どものカラダは未熟なため、腸がうまく判断できずにアレルギー発症につながるリスクは大人に比べれば高いといえます。

しかし、食べることをくり返していくうち、早い段階で異物の判断力をしっかり身につけて行くことができます。

一方、皮膚には腸のようにカラダに必要なものとそうでないものを判断する力がありません。

常に外気にさらされている分、アレルゲンが多い環境にいると、アレルギーを発症しやすくなってしまうのです。とくにお肌のバリア機能が未熟な子どもには、アレルゲンからお肌を守るバリアを作る意味で、保湿をしてあげることが予防につながります。

子どもに使いたい保湿液やクリーム

子どもに使う保湿剤には、できるだけ余分なものがはいってない方がよいでしょう。

とくに「合成界面活性剤」が成分に入っている場合は、免疫を壊す恐れがあるので、成分表を確認してから購入してくださいね。ここでは、アドピーの予防効果を期待でき、もしアトピーになってしまっても使える保湿剤をご紹介します。

 

  • セラミド配合の保湿液やクリーム

肌のバリア機能であるセラミド。お肌の表面で、乾燥からお肌を守ってくれています。

セラミドが少ないと、乾燥してお肌に傷がつき、カビなどのアレルゲンが吸収されやすくなってしまい、アトピー発症の原因になることもあります。

予防のためにも、セラミド配合の保湿クリームはおすすめです。

また、アトピーの人はそうでない人にくらべて、セラミドの量が少ないので、いざアトピーになってしまったときも、軽度であればセラミド配合の保湿クリームを使用しましょう。

 

  • リピジュア配合の保湿液やクリーム

涙に含まれる成分を使って開発された物質「リピジュア」。日油株式会社の調査によると、ヒアルロン酸よりも2倍も保湿機能が高いとされています。

水で洗っても保水力が下がらないため、子どもがよく洗う手や、口周りにはとくに使いたいですね。

また、アトピーになってしまった場合にも有効です。アトピーは皮膚が傷んでいる状態なので、保水力が低下しています。リピジュア配合の保湿液やクリームで保水力を高めましょう。

 

  • シュガースクラブ

シュガースクラブとは、砂糖で作るスクラブです。

低刺激なので、赤ちゃんから大人まで、さまざまな用途で使うことができます。上白糖50gとオリーブオイル50gをまぜるだけで、自宅で簡単に作れます。

砂糖は、吸水力にも保湿力にすぐれていて、シュガースクラブで洗顔やマッサージをすると、お肌がプルプルもちもちになります。

アトピーにも利用可能といわれますから肌の弱い方も安心して使えるのです。シュガースクラブのあとに、さらに保湿剤を利用すると効果がぐんとアップしますよ。

まとめ

保湿剤を使うのは、お風呂あがりの清潔なときがベスト。
もちろん塗ってあげる人の手も清潔にしておくよう、心がけましょう。

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とはいえ、過度な保湿みより「保湿依存症」と呼ばれる、保湿剤なしでは生活できなくなってしまう例もあります。

肌の変化をしっかりチェックしながら、適度に使用してくださいね。

お肌が弱い子でなければ、加湿器などで湿度の調整をしたり、寝具や衣服を清潔に保つだけでも十分かもしれませんね。

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