アトピーの子供におすすめする保湿剤とは?

アトピー性皮膚炎はアレルギー性疾患の1つとして知られています。

特に小児においてアトピー性皮膚炎は起こりやすいです。またアトピー性皮膚炎は春や秋といった季節の変わり目に症状が悪化しやすいのも曲者ですね。

 

皮膚炎が起こる部位に関しては年齢によって違いがあり、小児では顔や体幹部に起こりやすい一方、大人になるとひじやひざといった関節の裏側に起こりやすいものです。

アトピー性皮膚炎発症のメカニズム


アトピー性皮膚炎を起こす方の皮膚では、角質層の脂質量が減少する傾向があります。

それによって皮膚内部で水分を保持できなくなってしまい、皮膚は乾燥状態となります。脂質が少なく、水分を失った皮膚は体外からの異物を皮膚内部へ通しやすくなってしまうわけです。

 

そこにアレルゲンとなる物質が入っていくと皮膚に炎症を起こす。

これがアトピー性皮膚炎発症のメカニズムです。また、この皮膚炎によって痒みが出てきます。ここで皮膚を掻いたりして物理的な刺激を与えると皮膚の内部構造は更に更に崩れてしまいます!

アトピー性皮膚炎の症状更に悪化してしまう原因にも・・・。

 

このため、特に子供はアトピー性皮膚炎を悪化させやすいと言えるでしょう。つまり、アトピー傾向の方は皮膚に脂質を補ったり、保湿をすることによってアトピーが改善する可能性があるのです。

ここでは、子供におすすめの保湿剤についてご説明しましょう。

子供におすすめの保湿剤


まずワセリンがおすすめです。

これは単なる油分ですが、お風呂上りに使用すると優れた保湿効果を発揮します。特に子供の場合には余計な薬が入っていないワセリンは安心して使用できるうってつけの保湿剤!

 

ただワセリンを選ぶ際には注意が必要で、プロペトなど精製度の高いワセリンを選択するようにしましょう。プロペトは病院や薬局で出してもらうことができます。

また、必ずお風呂上りに塗布するようにしましょう。ワセリンはそれ自体が水分を補うという薬ではないため、お風呂上りなど皮膚に水分が豊富に含まれている状態で使用することが重要となってきます。

 

続いておすすめなのがヘパリン類似物質です。

医療用のものではヒルドイドという商品名で主に販売されています。これはまず、皮膚が保持している水分を外に逃がさないようにする働きがあります。さらに、血小板凝集抑制作用、それに伴う血行促進作用といった効果もあり、これが皮膚のさらなる水分保持に寄与します。

このヘパリン類似物質は1日3回まで保湿効果が増強します。症状の気になるときは1日3回使用するようにしましょう。

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