漢方薬が効かないなら打ち止めを!アトピー改善を目指す上手な漢方薬との付き合い方

全身の不調を幅広く改善するのに役立つとされている、漢方薬。即効性には欠けるものの、急がば回れの体質改善として古くからさまざまな病気に対して使われてきました。

アトピーもそのひとつで、漢方薬を試されている方も多いことと思います。今回は、漢方薬はアトピーに効果があるのかどうかを探ってみましょう。

漢方薬は効かない!? アトピーの原因に合ったものを選ぼう

漢方薬でアトピーが治ったという報告がある一方で、効果が出ないまま続けていて、やめ時がわからないという人も少なくありません。

また、副作用が出ることもあるようで、間違った処方や、体質に合っていない生薬が混ざっていると、かゆみがさらに増したり、むくみや倦怠感が出ることもあるのです。

 

漢方薬をアトピー改善に利用する際に大事なのは、アトピー引き起こしている細かい原因を追求すること。アトピーの原因は人それぞれです。一度おさらいしてみましょう。

【アトピーの原因】
アトピーの原因となるとされているものには、以下のようなものがあります。

・遺伝
・食べ物
・環境
・生活習慣
・乾燥
・ストレス など

 

遺伝と言っても“親がどんな体質を持っていたのか”によっても違いますし、食べ物と言ってもどんな食材のどんな成分が原因となっているのかは、人それぞれなのです。

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アトピー症状改善への効果が期待される漢方薬

アトピー改善に役立つと言われている漢方薬には、どのようなものがあるのでしょうか。

  • 温清飲(ウンセイイン)

血液を循環させる効果のあるウンセイイン。のぼせやほてりを抑え、血流の悪さが原因となる乾燥によいとされています。

皮膚のかさつきが気になる人におすすめです。ホルモンを整える作用も持つので、婦人科疾患の改善にも使われます。

  • 消風散(ショウフウサン)

皮膚の赤みやかゆみ解消を促進します。患部がジュクジュク膿んで分泌物がよく出る方におすすめです。
どうしてもアトピー症状の出ている部分をかいてしまう、という人は試してみてはいかがでしょうか。

  • 黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)

体の熱や炎症をとる働きを持つオウレンゲドクトウ。乾燥よりも、患部が赤くなってしまって、熱を持っているような症状の人におすすめです。
イライラを抑える効能もあるので、アトピー悪化の原因につながるストレス軽減にもよいでしょう。

“効かない”と思ったら、すぐに打ち止めを!

今までご紹介したように、アトピーの原因にはさまざまなものがあり、それを特定するのは簡単なことではありません。

漢方薬は、原因と効能がぴったりマッチしなければなかなか効き目が現れないもの。それどころか、副作用のような症状に悩まされてしまう人もいます。効かないと思ったら、副作用が出てしまう前にやめることも大切ではないでしょうか。

 

漢方薬は、毎日のように摂取するものなのでお金もかさみがちです。速効性のあるものではないため、効果を実感するには忍耐力も必要になります。

焦りや不安が、さらにアトピーを悪化させる場合もあるので、ストレスを感じ始めたら打ち止めるという選択肢も、考えてみてください。

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まとめ

アトピーの治療に漢方薬を選んで、完治した人もいれば、すぐに効き目が現れる人もいます。しかし、これから漢方に挑戦しようという人は、根気強く取り組む覚悟ではじめてみたほうがよさそうです。

漢方薬に頼りきって完治を目指すのではなく、忙しくて栄養の取れる食事をなかなか取れないという人や、睡眠時間が十分に取れないという人にとっては、漢方薬が強い味方になるかもしれません。

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