アトピーを改善したいなら知っておきたい「植物油」との付き合い方

油のとりすぎがアトピーによくないことは、みなさんご存じですよね。

その中でもとくに避けた方がよい油や、反対に取り入れてもいい油があるって知っていましたか?

アレルギー源として有名な大豆を使った大豆油を避ける人は多いようですが、実は、他にも気をつけたい油がたくさんあります。

植物油全般がアレルギー反応を引き起こす

よく、アトピーの人が避けた方がいいと言われる大豆油は植物油の一種です。

アトピーの悪化につながっているのは、植物油に含まれるリノール酸という成分。
リノール酸を多く摂取してしまうことで、わたしたちの免疫力を調整する体内の働きを妨げてしまうのです。

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つまり、リノール酸を多く含む油ほど、アトピーの症状を悪化させやすいということ。

実は、大豆油以上にリノール酸を含む植物油もあるのです。

文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会が発表している「五訂食品成分表 2001」から、それぞれの植物油におけるリノール酸含有量の多い順に見てみましょう。

1位 紅花油 76.4%
2位 ひまわり油 69.9%
3位 綿実油 56.9%
4位 大豆油 52.7%
5位 とうもろこし油 50.5%
6位 ごま油 44.8%
7位 米ぬか油 36.6%
8位 マーガリンソフト 32.0%
9位 調合サラダ油 31.2%
10位 なたね油 21.8%

例外あり!シソ油とエゴマ油はアトピー改善に◎

一方で、アトピーによいとされる油もあります。
それは、シソ油とエゴマ油の2つです。

これらには、リノール酸が少なく、αリノレン酸が多く含まれます。
それによってシソ油とエゴマ油は、摂取するとアレルギー反応や炎症をしずめるEPAやDHAに変わります。
つまり、アレルギーの改善に効果的だということです。

ただし、高温での保管や、空気に触れることで、他の油よりも酸化しやすいという特徴を持つため、使用する際には十分注意しましょう。

外食時に注意したい食べ物

下関市立中央病院が2004年10月に調べたところによると、植物油を多く含むために控えた方がよいとされるのは、以下のような食事です。

    • 影響度「強」の食べ物

フライや唐揚げやてんぷらなどの揚げ物料理、マーガリン、ドレッシング、マヨネーズ、シーチキン、クッキー、ドーナツ

    • 影響度「中」の食べ物

きんぴらやひじき煮や筑前煮などの炒め煮もの、菓子パン、チョコレート(とくにブラック)

    • 影響度「弱」の食べ物

食パンやフランスパン、胡麻和え

影響度の強い食べ物は想像しやすいものですが、煮物も、煮る前に多めの油で炒めていることが多いので、外食時には注意しましょう。

アトピーを患っている人のなかには、食事制限をしていて野菜中心という人が少なくありません。

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でも、サラダの上にマヨネーズやドレッシングをかけてしまうことで、マイナスに働いているケースもあります。
量には十分気をつけましょう。

まとめ

カレールー、グラタンやシチューの素など、家庭で簡単につくれるインスタントな食品にも、植物油は多く含まれている傾向にあります。
家庭ではなるべく、インスタントなものを食べないよう心がけたいですね。

油をまったく使わない料理は難しいもの。
植物油のなかでも、なるべくリノール酸の含有量が少ないものをチョイスして、アトピー改善につなげましょう。

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