髭剃り時の肌荒れを防ぐ方法

髭剃りで肌荒れがおこる理由は?

男性にとっての髭剃りは身だしなみを整える上で大切な日課ですが、髭を剃った後に肌がヒリヒリしたり、肌が赤くなったりした経験は誰しもあるのではないでしょうか。

また、酷いときには髭を剃った後に肌が乾燥してカサついて痒みがでたり、吹き出物や湿疹のようなブツブツができたりといった肌荒れの症状に悩まされている方も少なくないでしょう。こうした髭剃り時の肌荒れは、髭剃りによる肌のバリア機能の低下が原因で引き起こされています。

 

人間の皮膚のバリア機能は主に、皮膚の一番外側にある薄皮(表皮)とその下の角質層が担っています。

表皮は毛穴の皮脂腺から分泌される皮脂によって作られる皮脂膜で覆われており、厳密には表皮と皮脂膜によって皮膚内部の水分の蒸発を防ぐとともに、皮膚内部に細菌やウイルスなどの有害物質が侵入しないように保護しているわけです。

また、角質層は細胞群が何層にも重なっている組織で、細胞と細胞の間には天然保湿因子(NMF)やセラミドなどの細胞間物質が存在しています。
これらの細胞間物質は協力して角質内部に水分をしっかりと蓄えるとともに、角質細胞同士の隙間をぴったりと埋めることで皮膚の奥に有害物質を侵入するのを防ぐ役割をしているのです。

 

このように、皮膚は表皮と角質層によって肌のバリア機能を維持しているわけですが、髭を剃るためにシェーバー(カミソリ)を肌に当てて何度もこすっていると、表皮と角質層の一部が削られてしまうため、肌のバリア機能が極度に低下してしまうのです。

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つまり、髭剃り時に生じる肌荒れのような肌トラブルを防ぐためには、肌の表皮や角質層をできるだけ傷つけないように配慮して髭を剃るとともに、剃った後の肌のケアを徹底し、肌のバリア機能を極力低下させないようにすることが有効と言えるわけです。

肌荒れを防ぐために気をつけたいこと

最近は肌に優しい電気シェーバーが増えているので、高価な電気シェーバーを購入できる方は電気シェーバーを利用するのがお勧めです。

髭剃りにお金をかけたくないという方は、市販のT字型のカミソリ(安全カミソリ)を使うのもよいですが、肌荒れ予防には下準備と髭剃り後のケアが特に重要となります。

 

まず、安全カミソリを使用する前には洗顔フォームなどで洗顔して肌に付着した汚れや余分な油分を落とし、皮膚を滑らかにしておきます。

髭が硬い状態だと髭を剃るために余分な力がかかってカミソリで皮膚を強くこすりがちになるので、髭が硬めの方は蒸しタオルを顔に当ててしばらく置き、髭が柔らかくなってから髭剃りを始めましょう。

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また、安全カミソリで髭剃りをする前にシェービングフォームのようなシェービング剤をたっぷり塗ると、皮膚との摩擦を減らすことができるので、表皮や角質のダメージを軽減することができます。

それでも髭剃り後の肌はバリア機能が低下しているので、乾燥を防ぐために化粧水や保湿クリームをしっかり塗って保湿することが大切です。

 

なお、安全カミソリは刃の多いもののほうが力が分散され、髭剃り時の皮膚への負荷を軽減できるので、できれば3枚刃以上の製品を使用するのがお勧めです。

安全カミソリは節約のために刃を交換せずに長く使うという方も多いと思いますが、切れ味が落ちると髭を剃るときに余分な力がかかってしまうので、肌荒れの予防には早めに新しい刃に交換するのがポイントです。

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