スキンケアの種類はご存知ですか?
スキンケアには色々な順番がありますね。手順によってスキンケア品の浸透度合いが異なってくることもあります。
特に化粧品の使い方に順番が指定してあるものは、それぞれの順番を守らないと良い効果を発揮できない場合もあります。
スキンケアの最も王道になる順番がクレンジング、洗顔、化粧水、美容液、乳液、クリーム。
これは始めにクレンジングでメイクを落とし、洗顔で顔の汚れを落としたり、クレンジングで落としきれなかったメイクを落とします。
それから化粧水で水分を与え、美容液で美容成分を豊富に与えます。その後、乳液で油分を整わせ、クリームで保湿する、という順番になります。
ただし、コスメブランドによってそれぞれのラインや考え方があり、スキンケアの種類や内容は違います。スキンケアの時にこの順番を変えるのは良くありません。実はそれぞれに化粧品の役割は細分化されていますから、必要なスキンケアはだいぶ違ってくるのです。
正しい順番にはこんなに深い意味があるんです
まず、クレンジングで化粧汚れを落とす必要があります。
朝からつけていた化粧品は途中から塗り重ねることもありますが、長いことメイクを塗っているとそのまま化粧品が劣化したり、つけたメイクが酸化したりすることもあります。
このため、メイクをしたままその上から保湿アイテムを塗り込むと、メイクと保湿が混ざり合って汚くなりますし、保湿ができなかったり劣化したメイクと交じることで保湿やスキンケアに悪い影響が出ることもあるのです。
次に、洗顔ではクレンジングでは落ちなかった顔の汚れや角質を落とす事になります。クレンジングでは落ちにくい顔の汚れとは、顔に溜まった角質や皮脂、あるいは落としきれなかったクレンジング、メイク汚れなどを落とすことができます。
最近はメイクの持ちをあまりよくしない代わりに、肌に優しく落ちやすいメイクアイテムもあり、洗顔だけで落ちるのでクレンジングが必要ないというものもあります。とはいえ・・・大体の場合はクレンジングをしてからの方が良いでしょう。

また、化粧水はお肌に水分を与え、美容液は美容成分や保湿成分をたくさん与えます。乳液は寒い時期には肌に足りない油分を与えますし、クリームはより油分や濃い美容成分を与えます。
特に油分と合わせることで肌に浸透しやすくなる美容成分は乳液やクリームに配合されており、一方の美容液では保湿をしっかりできるのです。
この順番が乱れると、例えば先に油分の多いクリームを塗ることで化粧水の水分や保湿成分が浸透しなくなったり、乳液だけだと肌が油分だけの状態になり肌の皮脂バランスを崩してニキビや肌荒れの原因になったりすることもあります。
ブランドによってはプレ美容液ということで洗顔後に美容液をつけてから化粧水をつけることもあります。ブランドが指定する特別な順番が無いようでしたら、王道と言われる順番を参考にしてみてくださいね。
ちなみに、年齢によってはクリームをつけると皮脂が多くなりすぎて肌荒れの原因になることもあるのです。ですので、年齢によってアイテムを使い分けることも必要ですよ。
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