ステロイド剤を正しく使えば、スピーディーにアトピーが改善!

アトピー性皮膚炎を治療する際に、ステロイド外用薬を使用しても良いのか?という議論は昔からよくされています。

ステロイド使用で起こる問題の原因は、その使い方にあります正しく使えば怖いものではありません。

正しく知って、アトピー改善に役立てましょう!

そもそもステロイドってなに?

ステロイドはそもそも体内で作られている「副腎皮質ホルモン」というホルモンのうちの1種で、元は副腎で作られます。

そのホルモンの中にある「グルココルチコイド」には免疫抑制作用や抗炎症作用があると考えられています。

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グルココルチコイドの効果を、科学の技術を利用して高めたものがステロイド外用薬なのです。軟膏のようなスティックにはいった塗り薬として処方されます。

ステロイド剤は、体内で作られるものよりも分子の大きさが小さく溶けやすいので、皮膚から浸透しやすいという特徴があります。浸透しやすいということは即効性が高いということになりますね。

 

ステロイドの正しい使い方は?

ステロイド剤には、強さでランクがつけられており、強いものから弱いものまで5段階あります。これを上手に使い分けることでアトピーを改善していくのがステロイド治療です。

 

一般的な使い方としては、アトピーで最も多い「かゆみ」を抑えるために強いものを使用し、ある程度かゆみが抑えられるようになりリラックスできるようになったら、少しずつ弱いものを使います。

徐々に弱いものに変えていくことによって、最終的にはステロイドを終了するような方向で使用するのが正しい使い方なのです。

 

使用回数はどのくらい?

使用回数でのトラブルが多いのがステロイド剤の問題点。

病院で1日2回と処方されていたとしても、かゆみを我慢できずにステロイドを何度も塗ってしまうということが頻繁に起こっています。何度も利用すればするほど、ステロイドなしでは生活できなくなり、ステロイド依存を引き起こしてしまうのです。

 

1日2回で足りない場合は、より強いステロイドに変更してもらい、徐々に弱いものに変えていくというような、正しいステップを踏みましょう。

自分の判断でむやみに塗る回数を増やさないことが、アトピー改善に欠かせないステロイド利用法です。

ステロイドを塗る適正な部位とは

ステロイドは、ただ塗ればいいというものではありません治りかけている部分に塗らないよう、炎症を起こしている中心部をメインに塗りましょう。

 

かゆみがもっともひどいのは、いちばん盛り上がって腫れている中心部分。そこにステロイドを使用します。

炎症を起こしている中心部の周りの皮膚は、赤身があったとしても炎症を起こしているわけではない場合や、治りかけているという場合もあります。

そこに使用しないよう注意してください。

 

症状が良くなっていくにつれ、皮膚が再生した炎症の中心より外側の部分が白い輪っかのようになることがあります。それは、アトピーが治った部分なので、ステロイドはもう塗る必要がありません。

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アトピー肌だからと言って、全体的にステロイドを塗ってしまうのではなく、治っている部分を避けて、適切な部分のみに利用してくださいね!

まとめ>

正しく使えば、アトピー改善のスピードをとても早めることができるステロイド剤。使い方をこまかく教えてくれる皮膚科も多いので、不安な場合には医師や看護婦さんからレクチャーを受けましょう。

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